专利摘要:
本発明は、自動車のオートマチックトランスミッションのためのパーキングロックシステムであって、オートマチックトランスミッションは、オートマチックトランスミッションに設けられたロックエレメントの係止解除のためのアクチュエータを有し、ロックエレメントはばね力により係止位置に保持され、係止装置が設けられ、係止装置は操作部材(2)を介してロックエレメントに連結されていて、トグルレバー(3)を有し、トグルレバーは、オートマチックトランスミッションにおけるロックエレメントの係止を防止するために、操作部材(2)を位置固定するようになっている形式のものに関する。本発明により、トグルレバー(3)は、過伸長の状態で操作部材(2)を位置固定し、不動の対向支持部(4)が、トグルレバー(3)の過伸長された側に設けられている。
公开号:JP2011515637A
申请号:JP2011501103
申请日:2009-03-26
公开日:2011-05-19
发明作者:ギーファー アンドレアス;ローゼントレーター ザーシャ;フェルツ ミヒャエル;ラーケ ルートガー;ケーニヒ ローラント
申请人:ツェットエフ フリードリヒスハーフェン アクチエンゲゼルシャフトZF Friedrichshafen AG;バイエリツシエ・モトーレン・ヴエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト;
IPC主号:F16H63-34
专利说明:

[0001] 本発明は、自動車のオートマチックトランスミッションのためのパーキングロックシステムであって、オートマチックトランスミッションは、該オートマチックトランスミッションに設けられたロックエレメントの係止解除のためのアクチュエータを有しており、ロックエレメントはばね力により係止位置に保持されるようになっており、係止装置が設けられており、該係止装置は操作部材を介してロックエレメントに連結されていて、トグルレバーを有しており、トグルレバーは、オートマチックトランスミッションにおけるロックエレメントの係止を防止するために、操作部材を位置固定するようになっている形式のものに関する。]
[0002] 前記形式のパーキングロックシステムは、自動車のオートマチックトランスミッションに必要とされている。パーキングロックシステムを用いて、システムの故障の際に、オートマチックトランスミッション内に設けられたロックエレメントが、トランスミッションピニオン内に係合し、ひいては例えば走行中のシステム故障によるトランスミッションの不都合なロックが発生することが避けられる。同時にロックエレメントの機能は、特別な手段を用いることなしに、ロックエレメントをばね力によりトランスミッションピニオン内に係合させ、その結果、車両の不都合な移動運動をシステム故障時にもパーキングロック時にも防止できるように構成されている。ロックエレメントが走行中に、つまり自動変速中にP位置になく、突然ひとりでにトランスミッション内に係合した場合には、ロックエレメントはトランスミッションの領域を損傷させてしまうことになる。同時に走行安全性も著しく損なわれることになる。]
[0003] 係止装置を有する種々のパーキングロックシステムが公知である。例えば独国特許出願公開第102005002446A1号明細書には、自動車のためのオートマチックトランスミッションのパーキングロックが記載されており、該パーキングロックは、操作駆動部を介して操作可能でありかつばね力により係止位置へ負荷されている係止部材を用いて、操作駆動部の横に設けられかつ係止部材にロックエレメントを介して作用する保持装置により、操作駆動部に左右されることなく、係止解除位置に保持されるようになっており、保持装置は、第1のトグルレバー部分、トグルレバーヒンジ及び第2のトグルレバー部分から成るトグルレバーを有しており、トグルレバーは係止部材の係止解除位置ではロックエレメントを用いて、ほぼ伸長された状態で係止されている。]
[0004] パーキングロックの上記構成は、原理的には、請求項1の上位概念に記載の構成に相応していて、トグルレバーを用いることに基づき、比較的小さい力でパーキングロックの係止若しくは係止解除を達成しようとするものである。しかしながらパーキングロックのための上記公知技術の係止装置においては欠点として、トグルレバーは、パーキングロックの上記構成においては誤差がほとんど許されないので、極めて正確に調整されねばならず、従って公知技術のパーキングロックの構成を用いる場合には、パーキングロックシステム、特に係止装置の組み付けの際に、各組み付け条件への適合のために相応に高い調整費用が必要である。]
[0005] 本発明の課題は、自動車のオートマチックトランスミッションのための、係止装置を有するパーキングロックシステムを改良して、係止装置が、パーキングロックシステムの組み付けの後の調整に際して大きな誤差を補償でき、若しくは付加的な調整作業を全く省略できるように、構成することである。]
[0006] 独国特許出願公開第102005002446A1号明細書に記載のパーキングロックの係止装置の主な欠点は、該明細書に示されたトグルレバーが、ほぼ伸長された状態から折り曲げの方向への移動を、可動のストッパーによって阻止されていることにある。公知技術においてほぼ伸長された状態では、トグルレバーは、係止の際に折り曲げられる方向の側に位置している。トグルレバーの極めて確実な位置決めは、トグルレバーが逆の側へ、つまり押圧作用閾点を超えて過伸長される場合に行われるものであり、トグルレバーを過伸長された状態から再び折り曲げ可能な状態へ移すためには、最小の力しか掛けなくてすむようにする必要がある。このために、トグルレバーの過伸長された側に不動のストッパーを設ける必要があり、該ストッパーは、トグルレバーの更なる過伸長、ひいては誤った側へのトグルレバーの折り曲げを阻止するようになっている。]
[0007] 別の形態では、パーキングロックの係止装置の調整公差を著しく向上させるために、トグルレバーを位置固定する操作部材は、トグルレバー端部に固く取り付けられるのではなく、ばね負荷されていて、ある程度の公差距離にわたってトグルレバーの端部に沿って運動できるようになっており、もちろん公差距離の両側に不動のストッパーを設けることができる。]
[0008] 前述の認識に基づき本発明では、自動車のオートマチックトランスミッションの、請求項1の上位概念に記載のそれ自体公知のパーキングロックシステムを次のように改良し、つまり、トグルレバーは、該トグルレバーの過伸長された状態で操作部材を位置固定するようになっており、不動の対向支持部が、トグルレバーの過伸長された側に設けられている。]
[0009] 請求項1の上位概念に記載の構成に用いられる公知のパーキングロックシステムを本発明により更に改良するために、操作部材は、ばね負荷された状態でトグルレバーの1つの端部に連結されている。]
[0010] 本発明の有利な実施の形態によれば、操作部材は、トグルレバーの1つの端部に設けられた滑り支承部内を延びており、操作部材に設けられた第1のストッパーと滑り支承部との間で操作部材の側に第1のばね要素が配置されており、かつ滑り支承部の逆の側で操作部材に第2のストッパーが配置されている。]
[0011] 前記構成により、トグルレバーの調整のための極めて大きな公差領域が得られ、その結果、組み付け状況に応じた特別な調整処置は不要になっている。]
[0012] 本発明の別の実施の形態によれば、トグルレバーに第2のばね要素が係合しており、該ばね要素のばね力は、トグルレバーを過伸長させる方向に作用している。このような構成により、トグルレバーは、該トグルレバーが負荷軽減された状況になると、自動的に過伸長された位置に移されて、該位置にばね要素によっても保持され、その結果、トグルレバー、ひいては操作部材の確実な位置決め若しくは位置固定が達成される。簡単かつ有利な実施の形態によれば、第2のばね要素は、トグルレバーの2つのレバーアーム間の中央の軸に配置されている。原理的には、操作部材を外側の両方の軸の1つに係合させ、若しくは外部のばね要素によりトグルレバーに作用させ、その結果、外部のばね要素によってトグルレバーを過伸長の方向へ変位させることも可能である。]
[0013] 本発明に係るパーキングロック及び係止装置の別の有利な実施の形態によれば、係止装置は遠隔操作式のアクチュエータを備えており、アクチュエータはトグルレバーに係合して、該トグルレバーを、過伸長されて固定された状態から運動可能な状態に移すようになっている。遠隔操作式のアクチュエータは、例えば電磁石であり、電磁石は押し棒を運動させるようになっており、押し棒は直接に、トグルレバーのレバーの1つに係合している。別の実施の形態では、遠隔操作式のアクチュエータとして電磁石だけを用いることも可能であり、電磁石は、トグルレバーに設けられた永久磁石に作用するようになっている。電磁石の接続により、永久磁石に対して反発する作用を得ることができ、該作用により、トグルレバーは、反発する磁気力に基づき死点を超えて小さい距離にわたって移動するようになっている。]
[0014] 操作部材はボーデンケーブルによって形成されていてよく、若しくはリンク機構によって形成されていてよく、ボーデンケーブル若しくはリンク機構に、オートマチックトランスミッションのロックエレメントが結合されている。]
[0015] 更に有利な実施の形態によれば、パーキングロックシステムの係止装置において、トグルレバーの、操作部材が係合する端部は、ガイド内に支承されている。このような構成により、操作部材に対する側方の荷重若しくは負荷は作用せず、その結果、操作部材若しくはボーデンケーブルは、トグルレバーの屈曲若しくは伸長により、ボーデンケーブルの延在方向に正確に規定された直線運動を行うようになっている。必要に応じてパーキングロックシステムの係止装置の所望の係止解除を可能にするために、つまり、パーキングロックシステムの故障の後にパーキングロックシステムによるロック若しくは係止を可能にするために、トグルレバーのレバーアームの1つに、工具のための係合部が設けられており、係合部及び工具を用いてトグルレバーは手動で過伸長された状態から折り曲げの状態へ、若しくは折り曲げ状態から過伸長された状態へ移されるようになっている。係合部は、工具のための差し込みスリーブによって形成されていてよく、差し込みスリーブ内に工具、例えばねじ回しが差し込まれるようになっており、これによってパーキングロックシステムにおける係止が、自動車の不都合な移動運動を防止するために、手動で可能になっている。逆に係止解除を行うこともできる。]
[0016] 有利な実施の形態によれば、係止装置は直接にオートマチックトランスミッションの切換装置に取り付けられている。このような構成により、パーキングロックシステムの係止装置は、切換装置に組み込まれてよく、切換装置への取り付けのための付加的な作業工程が不要になっている。]
[0017] 本発明は、オートマチックトランスミッションの、前述のパーキングロックシステムを有する切換装置、並びに同じく前述のパーキングロックシステムを有するオートマチックトランスミッションにも関する。]
[0018] 次に、本発明を図示の実施の形態に基づき詳細に説明する。]
図面の簡単な説明

[0019] パーキングロックシステムの係止装置の側面図である。
係止装置の、トグルレバーが軽く過伸長された状態でかつボーデンケーブルが標準位置にある状態での縦断面図である。
係止装置の、トグルレバーが軽く過伸長された状態でかつボーデンケーブルが過行程位置にある状態での縦断面図である。
図1の係止装置の平面図である。
図1の係止装置の、トグルレバーが折り曲げられた状態での側面図である。
図5の係止装置の縦断面図である。
フランジ止めされた係止装置を有する切換装置の、トグルレバーが軽く過伸長された状態での側面図である。
係止解除装置を有する、図7の切換装置の、トグルレバーが折り曲げられた状態での側面図である。] 図1 図5 図7
[0020] 図1は、自動車のオートマチックトランスミッションのパーキングロックシステムの係止装置1を側面図で示している。ボーデンケーブル2が示されており、該ボーデンケーブルは、自動車のオートマチックトランスミッションに設けられたロックエレメントと連結されていて、該ロックエレメントの位置と同期的に長手方向に運動させられる。ボーデンケーブル2の端部にトグルレバー3が取り付けられており、該トグルレバーは、第1の支承されたレバーアーム3.1と第2の自由なレバーアーム3.2とから成っており、第1のレバーアーム3.1は、一方の側で支承用の定位置の軸に回転可能に支承されているのに対して、該第1のレバーアームの他方の側は、自由に運動可能な軸を介して、第2の自由なレバーアーム3.2に連結されている。第2の自由なレバーアーム3.2は、ボーデンケーブル2の端部に旋回可能に取り付けられている。] 図1
[0021] 図2において、トグルレバー3は、最大に伸長される位置の直前の位置にあり、トグルレバーを不動の対向支持部に向けて運動させて、その位置に固定するためには、トグルレバーは、最大に伸長される位置を超えて更に運動させられ、つまり過伸長されるようになっている。前記固定される位置からは、レバーアームを再び、折り曲げられた状態へ移すためにわずかな力で充分である。トグルレバー3の解放のために必要な前記のわずかな力は、図示の実施の形態では電磁石8によって形成されるようになっており、該電磁石は、押し棒8.1を用いて、第1の支承されたレバーアーム3.1に係合していて、トグルレバー3を再び、軽く過伸長された状態から、折り曲げられた状態に移すようになっている。ボーデンケーブル2の側方の負荷を防止し、かつトグルレバー3により発生することのある横力を受け止めるために、ボーデンケーブル2の端部は、ボーデンケーブル2の長手方向でガイド9内に案内されている。] 図2
[0022] 図2は、図1の係止装置1を縦断面図で示している。図面から、ボーデンケーブル2がトグルレバー3の自由な端部3.2に係合していることが見て取れる。断面図であるので、トグルレバー3の端部へのボーデンケーブル2の取り付け状態が良好に見て取れる。製作誤差若しくはその他の誤差を係止装置の組立及び位置決めに際して問題なく補償するために、トグルレバー3におけるボーデンケーブル2の特殊な取り付け形式が選ばれている。ボーデンケーブル2は、滑り支承部5として形成された終端の軸内を延びている。ボーデンケーブル2は左側に第1のストッパー2.1を有しており、該ストッパーにコイルばね6が押圧力を掛けるようになっており、該コイルばねは滑り支承部5に支えられている。滑り支承部5の、コイルばねを支える側とは逆の側に第2のストッパー2.2が設けられており、該ストッパーは滑り支承部5からのボーデンケーブル2の抜け出しを阻止している。このようにして、ボーデンケーブル2は、ボーデンケーブル2の操作行程がトグルレバー3の最大の伸長により許される値よりも大きくなる場合に、滑り支承部5に対して相対的に、ひいてはトグルレバーに対して相対的に過行程位置へ案内されるようになっている。] 図1 図2
[0023] 過行程位置は、図3に示してある。図3は、係止装置の、図2と同じ縦断面図であり、図3では、ボーデンケーブル2だけが更に右側へ走出させられ、つまり、トグルレバー3の伸長により許される、即ち規定される値よりも大きな過行程を行っている。このような過行程は、ばね6により引き受けられるようになっており、結果として、係止装置における損傷若しくはオートマチックトランスミッション内の係止部材における損傷は発生することがない。] 図2 図3
[0024] トグルレバー3と、トグルレバー3の過伸長された側に設けられた不動の対向支持部4とを組み合わせる構成により、トグルレバー3は、自動車の振動の際にも極めて確実に保持されており、かつ更に、ボーデンケーブルをトグルレバーの端部にばね負荷して取り付けることにより、トランスミッション、ボーデンケーブル及びパーキングロックにおける保持機構内の構成部分間の誤差が問題なく取り除かれるようになっている。]
[0025] 図4は、図1〜図3の係止装置1を平面図で示している。上方から見て取れる電磁石8は、フォーク状に形成された押し棒8.1を備えていて、走出に際して、トグルレバーの支承されたレバーアーム3.1を押圧して、該レバーアームを、過伸長されて固定された位置から折り曲げられた位置へ移すようになっている。] 図1 図2 図3 図4
[0026] 図5及び図6は、係止装置を側面図(図5)若しくは縦断面図(図6)で示しており、トグルレバー3は折り曲げられた位置を占めている。この場合に、ボーデンケーブル2は左側へ移動させられ、かつトグルレバー3の両方のレバーアーム3.1,3.2は互いに折り曲げられており、ストッパー2.2が、ボーデンケーブルによる第2のレバーアーム3.2の連行のために用いられている。図6からは脚ばね7が見て取れ、該脚ばねはトグルレバーの中央の軸に取り付けられていて、両方のレバーアーム3.1,3.2を該脚ばねのばね力により、過伸長された位置に向けて案内するようになっている。] 図5 図6
[0027] 図1、図2、図3、図5及び図6からは、第1の支承されたレバーアーム3.1に設けられたスリーブ10が見て取れ、該スリーブ内には、例えばねじ回し、若しくは他の車両用工具、必要に応じて特殊な車両用工具が、システム全体の故障、特に電磁石8の故障に際して簡単な手動操作によりトグルレバー3を過伸長して、ひいてはオートマチックトランスミッションの係止部材を係止解除して車両の移動を可能にするために、差し込まれるようになっている。他の場合には、過伸長された位置を占めるトグルレバーが、パーキングロックシステムの係止若しくはロックを可能にするために、工具を用いた相応の操作により、折り曲げられた位置へ移されるようになっている。] 図1 図2 図3 図5 図6
[0028] 図7及び図8は、切換装置12への前述の係止装置の組み付け状態を示す側面図である。係止装置は、切換装置12の側部にフランジ止めされており、図7においては、トグルレバーは伸長された位置で描かれ、かつ図8においては、トグルレバーは折り曲げられた位置で描かれている。両方の図面において、付加的にねじ回し11が示されており、該ねじ回しは、トグルレバーのレバーアームに設けられたスリーブ10内に差し込まれており、これによってトグルレバーの位置が操作されるようになっている。] 図7 図8
[0029] パーキングロックの本発明に係る前述の係止装置は、有利な構造に基づき、種々の周囲条件下でもわずかな摩擦しか発生せず、解除のためのわずかな力しか必要としない。更に、構成部分の精度に対する要求は、トグルレバーの伸長された状態の条件下ではシステムの取り壊しのためにわずかな力しか必要とされないので、公知のシステムの場合のようには高くない。解除のためのアクチュエータ、例えば電磁石は、わずかな力を発生させるだけでよい。このような諸条件により、係止装置の製造コストは相応に節減される。]
[0030] 本発明の前述の構成事項は、前述の組み合わせでしか用いられないのではなく、他の組合せでも、或いは単独にも用いられるものである。更に、本発明には、本発明の各機械的な構成要素の機能の機械的な変更も含まれる。]
[0031] 1係止装置、 2ボーデンケーブル、 2.1,2.2ストッパー、 3トグルレバー、 3.1,3.2レバーアーム、 3.3 自由な端部、 4対向支持部、 5滑り支承部、 6コイルばね、 8電磁石、 8.1押し棒、 9ガイド、 10スリーブ、 11ねじ回し、 12 切換装置]
权利要求:

請求項1
自動車のオートマチックトランスミッションのためのパーキングロックシステムであって、1.1前記オートマチックトランスミッションは、該オートマチックトランスミッションに設けられたロックエレメントの係止解除のためのアクチュエータを有しており、1.2前記ロックエレメントは、ばね力により係止位置に保持されるようになっており、1.3係止装置(1)が設けられており、該係止装置は操作部材(2)を介して前記ロックエレメントに連結されていて、トグルレバー(3)を有しており、該トグルレバーは、前記オートマチックトランスミッションにおける前記ロックエレメントの係止を防止するために、前記操作部材(2)を位置固定するようになっている形式のものにおいて、1.4前記トグルレバー(3)は、該トグルレバーが過伸長された状態で前記操作部材(2)を位置固定するようになっており、不動の対向支持部(4)が、前記トグルレバー(3)の過伸長された側に設けられていることを特徴とする、オートマチックトランスミッションのためのパーキングロックシステム。
請求項2
請求項1に記載のパーキングロックシステム若しくは請求項1の上位概念に記載のパーキングロックシステムにおいて、前記操作部材(2)は、ばね負荷された状態で前記トグルレバー(3)の1つの端部に連結されていることを特徴とする、オートマチックトランスミッションのためのパーキングロックシステム。
請求項3
前記操作部材(2)は、前記トグルレバー(3)の1つの端部に設けられた滑り支承部(5)内を延びており、前記操作部材(2)に設けられた第1のストッパー(2.1)と前記滑り支承部(5)との間で前記操作部材(2)の側に第1のばね要素(6)が配置されており、かつ滑り支承部(5)の逆の側で前記操作部材(2)に第2のストッパー(2.2)が配置されている請求項1又は2に記載のパーキングロックシステム。
請求項4
前記トグルレバー(3)に第2のばね要素(7)が係合しており、該ばね要素のばね力は、前記トグルレバー(3)を過伸長させる方向に作用している請求項1から3のいずれか1項に記載のパーキングロックシステム。
請求項5
前記第2のばね要素(7)は、前記トグルレバー(3)の2つのレバーアーム(3.1,3.2)間の中央の軸に配置されている請求項4に記載のパーキングロックシステム。
請求項6
遠隔操作式のアクチュエータ(8)が設けられており、該アクチュエータは前記トグルレバー(3)に係合して、該トグルレバーを、過伸長されて固定された状態から運動可能な状態に移すようになっている請求項1から5のいずれか1項に記載のパーキングロックシステム。
請求項7
前記遠隔操作式のアクチュエータは、押し棒(8.1)を備えた電磁石(8)である請求項6に記載のパーキングロックシステム。
請求項8
前記遠隔操作式のアクチュエータは電磁石であり、該電磁石(8)は、前記トグルレバー(3)に設けられた永久磁石に作用するようになっている請求項6に記載のパーキングロックシステム。
請求項9
前記操作部材(2)はボーデンケーブルによって形成されている請求項1から8のいずれか1項に記載のパーキングロックシステム。
請求項10
前記操作部材(2)はリンク機構によって形成されている請求項1から8のいずれか1項に記載のパーキングロックシステム。
請求項11
前記トグルレバー(3)の、前記操作部材(2)が係合する端部は、ガイド(9)内に支承されている請求項1から10のいずれか1項に記載のパーキングロックシステム。
請求項12
前記トグルレバー(3)の前記レバーアーム(3.1,3.2)の1つに、工具(11)のための係合部(10)が設けられており、該係合部及び前記工具を用いて前記トグルレバー(3)が手動で前記過伸長された状態から移されるようになっている請求項1から11のいずれか1項に記載のパーキングロックシステム。
請求項13
前記工具(11)のための前記係合部(10)は、差し込みスリーブによって形成されており、該差し込みスリーブ内に前記工具(11)、有利にはねじ回しが差し込まれるようになっている請求項12に記載のパーキングロックシステム。
請求項14
前記係止装置(1)は切換装置(12)に直接に取り付けられている請求項1から13のいずれか1項に記載のパーキングロックシステム。
請求項15
オートマチックトランスミッションのための切換装置において、該切換装置は、請求項1から13のいずれか1項に記載のパーキングロックシステムを有していることを特徴とする、オートマチックトランスミッションのための切換装置。
請求項16
オートマチックトランスミッションにおいて、該オートマチックトランスミッションは、請求項1から13のいずれか1項に記載のパーキングロックシステムを有していることを特徴とするオートマチックトランスミッション。
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